[アップデート] Amazon MWAAが大阪リージョンをサポートしました

[アップデート] Amazon MWAAが大阪リージョンをサポートしました

Clock Icon2024.07.22

Apache AirflowのマネージドサービスであるAmazon MWAA(Managed Workflows for Apache Airflow)の対応リージョンが追加されました。

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/07/amazon-mwaa-additional-regions/?nc1=h_ls

追加されたのは、大阪リージョンを含む次の9リージョンです。

  • アジアパシフィック(大阪)
  • アジアパシフィック(ハイデラバード)
  • アジアパシフィック(ジャカルタ)
  • アジアパシフィック(メルボルン)
  • カナダ(カルガリー)
  • 欧州(スペイン)
  • 欧州(チューリッヒ)
  • 中東(アラブ首長国連邦)
  • イスラエル(テルアビブ)

今回のアップデートで、オプトインリージョンを含む29の商用リージョンすべてでMWAAが使用できるようになりました。大阪リージョンが使用可能になったことで、東京リージョンで稼働しているMWAAクラスターのDR先が国内で完結できます。

大阪リージョンの料金は東京リージョンより高い

料金表を確認しました。東京リージョンと大阪リージョンを比較すると、料金は大阪リージョンの方が高いです。そのため東京リージョンと大阪リージョンでDRを構築する場合、東京リージョンをメインにした方がいいでしょう。

次の表は環境インスタンスの1時間の利用料です。たとえばLarge環境を1ヵ月起動させた場合、東京と大阪で 約$205.54 程度の差が出ます。結構大きいですね。

東京 大阪
Small $0.49 $0.629043
Medium $0.74 $0.949983
Large $0.99 $1.270923
XL $1.98 $2.541846
2XL $3.96 $5.083691

またストレージ料金(GB/月)の比較は次のとおりです。

東京 大阪
ストレージ $0.10 $0.128376

まとめ

MWAAが大阪リージョンでも使用できるようになりました。料金は各リージョンごとに異なるため、それも踏まえてリージョン選択をしてください。

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